まちづくり ⇒八鹿町とがやま温泉 天女の湯 PFI方式ついて

2009年05月20日

八鹿町とがやま温泉 天女の湯 PFI方式ついて

養父市八鹿町 とがやま温泉 天女の湯 PFI方式ついて。

先日お伝えしておりました、とがやま温泉について本日はご報告させて頂きます。

「とがやま温泉 天女の湯」はPFI手法が使われております。
PFI手法とは、公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、従来のように公共が直接施設を整備せずに民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法である(PFIについて(Wikipedia))。
PFI手法と比較されたり、混同されやすい指定管理者制度とは、それまで地方公共団体や外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体に包括的に代行させることができる(行政処分であり委託ではない)制度である(指定管理者制度について(Wikipedia)
指定管理者制度とPFI手法の違いは施設の建設を事業者が行うか行政が行うかの違いであるとも言える。
PFI手法の最大の利点はVFM(日立 電子行政用語集)を生みだすことにある。
VFMは、支出額に対して最も価値のあるサービスを提供することである。そのために民間活力を利用するのがPFI手法ということになる。

「とがやま温泉 天女の湯」について。
まず温泉源は旧八鹿町が他の名目で掘り当てており、ボーリング費用は旧八鹿町の負担である。
ボーリング費用以外の設備建設は民間事業者が行い、当該施設の所有権は旧八鹿町に譲渡されております。
その代りに民間事業者は施設提供サービス購入費を行政から受け取り、複数年での施設提供サービス購入契約が締結されております。契約終了後の施設使用権は行政に移ります。
行政による契約期間収支の負担はなく、事業リスクを民間事業者が負う形になります。この部分では指定管理者とも共通しております。
行政は事業者の行う運営に対して監督権を行使するのではなく、PR活動や連絡会議等を通じての協力関係にあります。
とがやま温泉にPFI手法が持ち入れられた理由の一つに旧八鹿町では過疎債の起債が無理だったということも挙げられるが、目的はVFMを目指した民間活力の活用である。
契約期間終了後の設備の補修を含んだ資産償却積立等の問題の解決策は今後の課題となっています。

ここで施設提供サービス購入費が支払われるので事業者の損失は出ないように思われるが、施設提供サービス購入費を算出する諸条件が変わることによって事業者に経営損失が生まれる可能性がある。例えば、ボイラーの運転燃料である重油の高騰や需要予測の誤りなどである。

前述の説明から、過疎債等の有利な起債が出来ない場合の設備整備と民間活力を使ったVFMを生みだす際に有効な制度と言えよう。
但し、施設提供サービス購入費の算出が難しく、行政は行政が直接施設整備をするのに要する費用よりも多くの施設提供サービス購入費を支払わなければならず、その際に必要とされるVFMが生み出されるには官民の不断の努力と協力関係が求められる。

 関連サイト ・・・・・ とがやま温泉 天女の湯 公式サイト

posted by mr.fahrenheit at 20:26 | 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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