まちづくり ⇒12月定例会 一般質問

2009年12月11日

12月定例会 一般質問

一昨日、12月議会で一般質問を行いましたのでご報告致します。

私の一般質問
  1. 「庁舎について」
  2. 「新型インフルエンザについて」
  3. 「学校統廃合について」
  4. 「点字ブロックについて」
「庁舎建設について」

8日の鈴木議員の質問に答えて多次市長は、
総務省が定める庁舎の法定耐用年数は50年。現庁舎で一番古い庁舎は51年が経過いる。合併特例債が使える期間内に建てない場合、将来一般財源だけでの建設は庁舎建設は難しいとの見通しを示されました。私が一番最初に多次市長に伺おうと思っていた質問でした。

私が最初に伺ったのは、市長の見直しが何を意味するのかという質問です。先の回答の通り当然建設をする方向での見直しでありますが、この質問自体にはあまり意味はありません。
それは、現庁舎を建て替えずにそのまま使うのではなく、建設を前提にした見直しであれば良いと考えております。理由は上記の理由ですが、一般財源だけでの建設は難しいうえ、将来的には必ず庁舎建設は不可避の問題だからであります。
市民感情としては、基金問題を抱えている時に庁舎建設は必要ないとの声も多いと思います。ただ物理的限界として庁舎の建て替えは必要であり、合併特例債の使える時に建て替えるのが現実的であり尚且つ市民負担が少ない方法であります。この点はご理解を頂くようにお願い致します。

そこで、次に「市民に一番負担の少ない、朝来市にとって最良の選択をして頂きたい」と市長に見解を求めました。市長は「財政的に最小の財政負担での建設を検討します」と方向性を示されました。この回答は、実は一番大事な所であります。建設が必要だからと言って、無理、無駄な建設が行われてしまえば、その負担を市民がする事になるからです。

それから、庁舎建設検討委員会の見積金額の矛盾について質問を行いました。
一つ目は、建設費に調整池の金額が含まれていない可能性があるという点です。調整池とは一定規模の土地の区画形成の変更を伴う行為である開発行為に伴い設置が必要になります。庁舎建設検討委員会で検討されたゾーンの内、中央文化公園ゾーンと現庁舎以外のゾーンでは設置が必要となっています。その調整池の費用が必要ではない中央文化公園ゾーンと現庁舎に入っているのではないか、または調整池の費用を入れるべきゾーンの事業費用に含まれていないのではないかと私は考えております。
そこで上記のような質問を行いました。
当局説明では、事業費の「建築・設計・外構緑化・備品購入」ではなく、「用地・補償・埋蔵文化財調査・造成」に含まれており、中央文化公園ゾーンと現庁舎には含まれておりません。」との回答がありました。そこで、検討委員会資料の新庁舎建設内容の区分けでは「建築費・外構緑化・設計・備品購入」の中に調整池の記載があるのに、「用地・補償・埋蔵文化財調査・造成」に含まれていると言われる矛盾についてお伺いを致しました所、非常に苦しい答弁をされておりました。
私は今回の質疑で、調整池の費用が入っていないと思いました。何故なら私は、調整池の費用を大まかで算出しており、その金額を中央文化公園ゾーン・現庁舎を除く他ゾーンの「用地・補償・埋蔵文化財調査・造成」の費用から差し引くと、見積金額が成立しないと考えるからであります。

また、中央文化公園ゾーンの敷地規模面積が19,000uになっている点を質問致しました。中央文化公園の設計図書を見る限り、中央文化公園の中にある芝生広場が3,730uで、同公園内に5つ芝生広場が入らないといけませんが、一目瞭然、明らかに入りませんので19,000uが誤りだと分かります。そして庁舎建設検討委員会では当初17,204uとして話が進んでおりましたが、途中から19,000uに変わっております。これは下記の資料(私有地・市利用地の分布)を見て頂いても分かります。
この点は、里道・水路の面積が含まれていない事が判明したから変更したとの説明であったかと思いますが、私はこの里道水路の面積も法務局で調べ、172uと分かっておりましたので指摘を行いました。また17,204uの根拠である公簿台帳の面積は測量による実測数値ではないですかと聞きました。
すると今度は、現庁舎と齟齬が生じないよう同じ方法で算出した結果であり、誤差が予想されるとの答弁でした。
私には理解の出来ない答弁でありました。市民の皆様の大切な税金や資産を使って、建設は必要ないとの市民感情を乗り越えて、建設の重要性を説明して行かなくてはいけないのにも関わらず、私にも市民の皆様にも理解されない答弁では、非常に問題があります。

それから、中央文化公園ゾーンは候補地ですかとお伺い致しました。多次市長は「検討委員会で検討されたゾーンと現庁舎、全てが候補である」との答弁をなさいました。

次に、中央文化公園ゾーンで庁舎を建設する場合に支障となる事は何ですかとの問いに、私の質問を推し量り、公園の代替取得費用は公園機能が無くなるので見積金額に上げておりますとの回答でした。
私は、ジュピターホール横の駐車場に建設をすれば外構緑化費用が必要なくなり、公園機能も維持されるのでいかがですかと提案を行いました所、多次市長が「まさにその部分に調整池が設置されております」との回答でした。
最後に多次市長の答弁に応える形で、「行政とは難しい事を、知恵を絞り、如何にして市民の負担を減らすかが本質ではないですか」との見解を伺いました所、多次市長は「仰る通りでありますのでその点も含め検討する」との前向きなご回答を頂いたと私は理解して庁舎建設に関する質問を終わりました。

 関連サイト ・・・・ 新庁舎建設に関する提案及び朝来市庁舎建設検討委員会報告書/朝来市公式サイト
                         中央文化公園ゾーンの敷地規模面積17,204uの記載/朝来市庁舎建設検討委員会報告書
             平成21年度中央文化公園周辺の路線価

新型インフルエンザについての質問は、
これからの流行が予想され、市民は不安に思っておりますので、多次市長から市民に向けて「朝来市からは不幸な結果を招かないよう、取り得る限りの対応をする」とのメッセージを発信して頂きました。

学校統廃合については、
朝来市教育委員会の「朝来市学校等のあり方についての方針」に学校の統合は住民の合意形成をなしたのち統合検討準備委員会を設置すると記載してありますが、市民の皆様が一番気にしておられる住民不在の学校の統廃合はしないと教育長から明言をして頂きたいと要望致しました。
垣尾教育長は「学校の統廃合には、住民の意思形成が重要である事は十分認識をしております。」と答弁をなさり、前向きな検討ではなく、絶対にして頂くよう強く要望をして質問を終えました。

点字ブロックについては、
現庁舎前の玄関に点字ブロックの設置がなく、足元からの福祉をして頂くよう要望致しました。
当局は「前向きに検討いたします」との回答でしたので、早い時期に設置されるものと思います。
これからの朝来市には本当に足元からの福祉を実施して頂くよう要望し、私に一般質問を終わりました。


他議員の質問で私が特に気になった事をお伝え致します。
  • 事業仕訳を参考に、朝来市でも導入するつもりはあるのか(中島議員・日下議員)
  • 自治体版排出量取引を検討し、導入すべきではないか(太田議員)

事業仕訳は私も非常に良い事だと思います。それは各事業に対する事業評価が為される点であります。
多次市長も第三者事業評価もこれから検討して行きたいと仰られ、ぜひ実現して頂きたいと思います。また、議会としても、常任委員会がありますのでそこで所管事業については、決算と予算審議の際には、決算での事業評価を踏まえた予算が成されているのか調査検討して行けるように主張をして行きたいと思います。

排出量取引自体は、現在の所2011年度からの実施となっておりますが、朝来市のように森林の多い地域では森林整備が出来る可能性があり、獣害対策、水害対策にも効果があると思われますので、検討をして行くべきだと思います。しかし排出量を規制される主体がまだ現在は決まっておりませんので、そもそも論として自治体が規制されなければ制度設計自体が無意味になります。但し、自治体として環境に力を入れているといったイメージ戦略としてのメリットは森林を整備する自治体にとって魅力があると思われますので大いに検討し、導入に向けるべきであろうと思われます。

 関連サイト ・・・・ CO2排出量 自治体で取引 新宿区と伊那市 森林整備を支援…増減値を相殺/産経ニュース

 ※伊那市と新宿区とは友好提携都市として、新宿区が伊那市の森林を整備しており、排出量取引ではありませんが、新宿区の環境構想と伊那市の森林未整備の状況の双方の利害が合致したケースであります(WinWinの関係)。

posted by mr.fahrenheit at 11:58 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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