朝来市基金問題 ⇒信託法58条リスク

2010年02月09日

信託法58条リスク

今日は基金運用問題について簡単にご説明させて頂きます。

昨日お話ししたように、
条例違反である指定金銭信託の解約方法について、有利な方法はないか探しておりました所、
旧信託法の58条リスクといったものが存在している事が分かりました。

旧信託法においては、
「受益者が信託利益の全部を享受する場合において
信託財産をもってするにあたわざれば
その債務を完済することあたわざるとき
その他已むことをえざる事由あるときは
裁判所は受益者または利害関係人の請求により
信託の解除を命ずることができる」(旧信託法第58 条)と定められており、
受益者側の事情による信託の終了を命じる裁判によって信託が終了する恐れがあった。
いわゆる「58 条リスク」である。

昨日はこの手法が使えないかと考えておりました。
しかし、詳しく指定金銭信託契約書や受託者が行っているスワップ取引内容を精査した結果、
非常に難しいと現在は判断しております。

理由
  • 受益債権と信託債権の優先劣後関係
  • 質権設定と想定質権設定額
  • スワップ契約の内容


明日以降は違った手法を検討して行きたいと思います。

 関連サイト ・・・・ 日本のストラクチャード・ファイナンス 新信託法の概観および証券化スキームへの影響/standardandpoors
 
posted by mr.fahrenheit at 00:27 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 朝来市基金問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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