行政 ⇒臨時職員について

2010年03月04日

臨時職員について

先日の本会議議案質疑で臨時職員の在り様を行政に問いました。

過日、一市民さんからこのブログに臨時職員の在り様についてのご質問が発端です。

調べた結果分かった事が、
  1. 全国の地方自治体の臨時職員が常態化をしている実態がある。
  2. 自治法上、臨時職員の任期は半年であり、一回までの更新が認められているが、朝来市では守られていない。
  3. 総務省が臨時職員の任用の在り様の研究会を持ち、昨年の1月23日に報告書を出している。その中では、任用の在り様と問題点、今後の是正方法等が示されている。
  4. 臨時職員と正規職員の待遇格差、手当・休暇・給与においてかなりの開きがあり、臨時職員は本来、定型的、補完的仕事であるのに、保育士や看護師、管理栄養士等の有資格者で補完的、定型的でない仕事まで、臨時職員対応をしている。
  5. 更新が自動更新的な仕組みになっており、臨時職員に期待感を持たせる結果となっている。近年、雇止めの裁判が自治体と臨時職員でなされており、判例は臨時職員の場合、雇止め自体を、雇用契約ではなく、任用という行政処分であり、解雇権濫用法理の適用外に位置すると断じた。ただ、任用行為自体の在り方として、上記の自動更新的な臨時職員に期待感を持たせる行為に対して、損害賠償を認めた。
  6. 臨時職員の再任用は、妨げないが、あくまで新しく任用するとの認識が必要である。
  7. 自治法第17条で、公務員の任用は、競争試験が原則としており、 自治法第22条による臨時職員は適用されないが、上記の期待感による損害賠償請求を考える時、自治体は適正な任用をする必要が生じるので、任用時に何らかの競争試験が望ましい。
今後の朝来市は、法令を順守するよう現在の臨時職員の任用の在り様を検討、変更すべきであると思われます。
そして短時間職員と正規職員の待遇の均衡を図るため、新しい制度である任期付フルタイム職員制度等活用も含め、公正・公平な仕組みづくりが必要です。

 関連サイト ・・・・ 地方公務員の短時間勤務の在り方に関する研究会報告書/総務省
                          地方自治法

  関連記事 ・・・・  一市民さんのコメント



posted by mr.fahrenheit at 13:08 | 兵庫 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

臨時職員の件につきまして、中継で拝見させていただきましたが、
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
要点をわかりやすく質問されておられ、とても参考になりました。
私自身、議員の質問によって、
行政の、現状から変えることを拒む悪い意味での「守りの姿勢」が
浮き彫りにされたように感じました。
より一層の追求を願うばかりです。

さて、また市政に関する疑問なんですが、それは契約関係のことです。
さまざまな場面で、適正な業者選定が行われていないように思います。
特に、事務用品購入といった少額なものでは、ほぼ随意契約と聞きます。
随意契約にしても、適正に価格等誰でもわかる判断基準で選ばれるならまだしも、
ある職員から聞いたところでは、
課長や部長の好みとか、これまでの付き合いとかで、
ろくな選定が行われてないとのことです。
また、備品を消耗品に変えての購入等も日常茶飯事と聞いてます。
これは、市民に対する重大な背信行為だと感じますがいかがでしょうか。

春とはいえ、まだまだ寒い日が続きますが、
その若さでますますのご活躍を期待しております。
Posted by 一市民 at 2010年04月22日 22:08
一市民さん、今晩は。

コメントをありがとうございますm(_ _)m。

一市民さんからのご指摘を受け、
関連して3月議会で当局の姿勢を正しました。

備品や消耗品費については重要な事でもあり、
今までの慣習や問題点の洗い出しに時間が掛かろうかと思いますので、
暫くの時間を頂戴したいと思います。

では、またご報告をさせて頂きますので、
宜しくお願い致します。
Posted by 吉田 俊平 at 2010年04月23日 22:24
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