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朝 来 市 の 王 道⇒合併問題

2009年05月15日

支所機能の今後

朝来市の支所機能について。

現在朝来市では支所機能と本庁との役割分担が明確ではない。
多くの本庁業務とされるべき仕事が支所で行われております。

そもそも合併とは行政の効率化が目的なので支所機能とは相そぐわない部分があります。
そこで行政の立場はというと
朝来市組織編成方針に描かれています。

朝来市組織編成方針では
  • 本庁組織のあり方
      簡素で効率的な組織・機構とするため、現状の部・課を統廃合するなどの
     見直しを行い、市民に分かりやすい組織・機構となるよう再編する。
      更には地域経営の視点をもって、行政組織が戦略本部として機能を発揮し、
     地域・住民のニーズに的確に対応できるよう柔軟かつ機動的な組織編成を行
     う。
  • 支所のあり方<※添付資料1>
      将来的に、地域まちづくり(地域振興)や社会教育(生涯教育)のシンク
     タンクとしての役割を担う“まちづくりセンター”として整理する。
      また、行政の窓口機能は維持しながらも最小限に留め、地域課題解決のた
     め設置する地域自治協議会の支援機能を中心とした体制を整備する。
      まちづくりセンター機能の整備(窓口機能、生涯学習機能及び地域シン
     クタンク機能の整備)
とあります。

また添付資料には公民館と地域自治の将来のあり方として
  • 地域自治機能と生涯学習(公民館)機能
  • まちづくりセンター機能
と書かれております。

そこには地域自治協議会機能と公民館機能を包括させ
まちづくりセンターを設置するとあります。

つまり今後の支所は支所機能の窓口業務を最小限に留め
地域まちづくりと社会教育のシンクタンクとして
公民館機能に内包させるというものです。

私はこの方針を高く評価します。
私がこの問題を調べた理由が
行政の効率化を進めるためには支所機能の見直しが必要であり
本庁業務とすべき支所機能を調べ
支所機能の見直しのために本庁業務と支所機能を明確にしたかったためです。
ですから朝来市組織編成方針を高く評価するのです。

行政の効率化と支所機能の充実は相反する関係にあり
支所機能を充実させれば組織は肥大化しますし
行政の効率化を図る際には結果として小さな行政とならざるを得ないからです。
だからと言って支所が必要ない訳ではありません。
最低限の窓口業務と現在の支所機能に変わる“まちづくりセンター”という妙案があるからこそ
この組織編成方針は素晴らしいのです。
現在の支所機能を必要最低限の窓口業務に絞り
行政と地域住民とが協働で“まちづくりセンター”を運営すれば
人員削減と行政の効率化
さらには地域のまちづくりが実現できます。

これは支所機能の充実ではなく
支所機能を生かす形で行政の効率化が出来る唯一の案であると私は思います。

これから必要になってくるのは
確実に来るべく現実に最良の選択をすることです。
現実を注視しない単なる支所機能の充実では
私たちは未来にバトンを渡すことはできないと思います。

 関連サイト ・・・・・ 朝来市組織編成方針
                           添付資料

posted by mr.fahrenheit at 20:59 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 合併問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

朝来市の問題点(合併問題を通して)

私は現在の朝来市の問題点の多くは合併時の合併協議会にあると考えております。

あの合併協議会は利益誘導と利害対立の協議ではなかったのか?
住民主権の合併協議、言いかえれば開かれた合併協議であったのか?
十分に住民に説明がなされたのか?
住民の意見は反映されたのか?

非常に疑問が残っています。

私は和田山町に住んでおりますので旧和田山町のことで申し上げると
住民への説明責任が果たされたとは言い難い状況でした。

住民説明会は一度開かれましたが
これは合併協議会での協議や合併協議会委員の対応に不安を感じた私と現市議会議員(当時は市議会議員ではなかった)の太田則之さんとで和田山町議会に請願した結果であり、町当局の積極的な行動の表れではありませんでした。
時期的には合併協議が名称問題も含め暗礁に乗り上げていた時のことであり、町当局が住民の意見を聞くことを極端に避けていたように思われます。
その住民説明会での議会の対応も不十分で
その場には全市議会議員が出席していたも関わらず住民から市議会への質問には答えないと冒頭で説明がありましたが私たち住民の代表者は誰であったのでしょうか?
少なくとも合併協議会委員は私たち住民の代表者ではありません。その自覚があったのか?代表者としての説明責任を議会は果たしたのか?
私たち住民には私たちの意見を反映させる手段がありませんでした。

合併に先立ち私は個人的(ワイワイ塾に対する説明会)に当時の企画調整課長であった現候補者の多次さんから合併についての説明を受けましたが
その際に合併するメリットについて
地方自治体の規模によって地方交付税の減額が予定されており、合併しないことのデメリットが多いこと
合併特例債が使え返済の多くは国が肩代わりしてくれること
との説明を受けました。
私は合併特例債について全国の自治体に対して国が債務の肩代わりをすることは物理的に矛盾があるのでそのような説明は無理だと主張しましたが
政府保証があり、現時点(当時は合併期限間近)の合併は全自治体に及ばないとの説明でした。
確かに現在、合併は全自治体(当時)の約半分しかなされておらず、ある一面は正しいのかもしれませんが
合併特例債を活用できるとの主張が間違っていたことが篠山市の事例を見れば一目瞭然です。
当時篠山市は合併第一号として合併のモデルケースになっておりましたが
国のお約束である合併特例債で多くのハコものを作り巨額の債務を抱え、現実に一時は夕張市同様破綻の危機を迎えました。理由は簡単で、合併特例債の約束は履行されましたが、大幅な地方交付税をカットされてしまったからです。想定された支出に対して想定していた収入が減り支出の比率が大幅に増えたことが財政を極端に悪化しとことの原因です。
いま朝来市は新庁舎建設問題を抱えておりますが、多次候補も提言の見直しを含めた検討をすると発言しています。
合併協議を振り返ってみてみると、メリットが強調されずぎて、合併することでのデメリットや消極的予想の説明や議論がなされていなたかったように思います。
私たち住民が必要としているのは、メリットとデメリットの是非が判断できる正確な情報です。一方的なプロパガンダは必要としていないのです。

さらに名称問題では不可解な決着がありましたが
「朝来」と「あさご」の違いあるのでしょうか?
合併協議の運営の仕方に問題はなかったのか?
当時の合併事務局長が多次候補であったことも一慮すべきだろうと思います。
加えて、合併当時に多くのハコもの行政が行われたことも見逃せないでしょう。
旧の各自治体や住民はハコもの行政や名称問題で利益誘導をしたのなら各自治体行政当局に留まらず各自治体住民の責任も大きい。

これまで合併協議の問題を指摘しましたが
私はあくまで合併はすべきだったと思います。
但し、その協議過程や成立過程に問題があり
現在もその問題を抱えていることを主張したい。
つまりは私たち住民が市長選挙や市議会議員選挙を通して間接民主主義で朝来市を統治することで民主主義が行われているのだという推定は当たらないということです。
民主主義には正確な情報公開が必要であり
間接民主主義は欠陥を内包すること
間接民主主義を補完するためには住民の良心や住民行動が必要になることを意識する。
合併問題を参考にしながら
これらのことを再考、再認識することが今後の朝来市には必要なのだと思います。
現在の朝来市の問題はこのようなことががあまり意識されていない、若しくはおぼろげながら意識してしていても明確になっていない点にあります。

未来の朝来市を作るために上記の問題提起を両候補者には出発点にして頂きたいと思います。

しかし、朝来市が抱える問題のある一方、私は朝来市自治基本条例は一つの指針、一つの希望、一つの結果ではないかと朝来市の着実で前向きな歩みも感じています。

posted by mr.fahrenheit at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 合併問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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